只今ご説明致しました方法は、国の認証を受けた「てんけん君の整備工場」で車検を受ける場合のたのみ方です。
基本点検料 | 法定点検及び保安基準に適合しているかどうかの検査(安全確保のための基本点検・検査料金) |
整備技術料 | 定期点検の結果必要となった整備及び部品の交換など(車の使用状態・走行距離によってかわります) |
検査手続代行料 | 車検証の交付手続きの代行 |
自動車重量税 | 税金 |
自賠責保険料 | 加入義務付の損害賠償保険 |
検査申請印紙代 | 継続検査申請手数料 |
次にユーザー代行車検についてふれてみましょう。
整備付車検 | ユーザー車検 | |
基本点検料 | ○ | |
整備技術料 | ○ | |
検査手続代行料 | ○ | ○ |
自動車重量税 | ○ | ○ |
自賠責保険料 | ○ | ○ |
検査申請印紙代 | ○ | ○ |
ユーザー代行車検とは、代行業者がユーザーの皆様に代わって国の検査場で車検を受けることをいいます。代行業者は整備事業者ではありませんので、一般的に車検の際に、保安基準に適合させる為の検査をすることはあっても、クルマの整備を実施することはありません。従いまして、料金も上図のような構成になっております。
ですから、定期的に点検整備をおこなっていないと、車検に合格したといっても、その直後に トラブルが発生するケースもあります。ユーザー代行車検合格後に、何らかのトラブルが発生して整備工場に入庫したクルマを調査した結果、3か月以内に入庫したケースが50%、その半数がブレーキ関係のトラブル となっており、中には整備費用を通常の2~3倍支払った事例もあります。「故障した後での整備」というものが、一概に費用の負担の軽減にはならないということを示しています。これに対して整備工場は、クルマの状態を点検し、点検の結果、必要となった整備を実 施し、安全面、公害防止面を十分に確認したうえで車検をうけるという違いがあります。
このように、『整備技術料』と『基本点検料』の部分が行われない為格安となっているわけです。
車検と点検整備と安心。